ドリップ抽出において、味の違いがでる、すなわち抽出成分がことなる要因は沢山あります。しかしその殆どはコーヒーの抽出全般にいえる(共通する)ことです。そしてこのことに関しては、まだ充分ではないにせよ研究・議論がされてきました。しかしドリップ抽出だけにいえること、すなわちドリップ抽出の本質にかかわることに関しては、ほとんど語られないできました。
日本のドリツプの本質が何であるかが理解できていないため、どうして・なぜそのようにするのかを説明できていないのです。
で、本質ってなーに?ということになりますが、一言で言えば「日本のドリップ技術」ということになります。もしこれがなければ単に世界のドリップと同じになってしまうからです。
まずこのような認識と理解がなければ、本質は見えてきません。
別な見方をすれば、「日本のドリップ技術」によって味に変化をつけているともいえます。
では、すこしづつ注湯することによって味が変化するとはどういうことでしょうか?
この続きはそのCで。